鴻巣のFortuneでは抗がん剤の副作用や脱毛症でお悩みの方の為に少しでも力になろうと
医療ウィッグを取り扱っております。
医療ウィッグに関しては、HPをご参考。
HP

さて、まずどうして医療ウィッグをはじめる事になったかを説明しましょう。
今から7年前私の母が乳癌になり、左胸の全摘手術をしました。その後抗がん剤の投与をするのですが、母の場合ホルモン受容体無し、HER2陽性、リンパ節転移有りで、予後はまあまあ悪い方・・・ネットや本で調べまくり、ハーセプチンという分子標的薬が1番効果があるとわかりました！

が・・・・
現在は普通に使用されていますが、その当時まだハーセプチンは認可されておらず、再発の患者さんにしか投与出来ないとのこと。自費でも良いから打って下さい！とお願いしても 出来ませんの返事（Ｔ＿Ｔ）
でも母の場合、ハーセプチンの方が良く効き、再発率が下がるのは 先生もわかっている様で、
あるお医者様を紹介してくれました。
後日 その病院に相談に行きハーセプチンが投与出来る様になりました(*^^*)
そのおかげか 現在 母は再発も無く元気に過ごせています！
まずこの紹介された病院に出会えたことがはじまりでした（‐＾▽＾‐）

抗がん剤治療が終わり、経過観察の為に紹介された病院に通っている時に、先生から静岡県のピアという医療ウィッグの会社を紹介されました。先生はうちが美容院を経営しているのを知って、興味があれば1度行ってみては？と紹介してくれました。
このピアさんとの出会いが、医療ウィッグをはじめるきっかけになりました。

すぐ静岡県に行き、そこでピアの社長、佐藤さんに色々なお話を聞きました。
佐藤さんの考えは抗がん剤治療にお金がかかるのに、ウィッグでまたお金がかかるのは…
出来るだけ安価で品質の良いものを作り、自然で手軽に使えるウィッグにしたいと、仕入れも自から海外に行き、工場もまわって交渉したそうです。その努力で100%人毛で5万円台のウィッグが作れる様になりました。利益はほとんど無いといっても良いと思います。ほとんどボランティアですね。
私の母の場合、医療ウィッグは買ったのですが、
乳癌の診断を告知されたその日に 病院内の医療ウィッグの展示会にいき、
「抗がん剤が始まると体調も崩し外になかなか出られなくなるので 出来るだけ早くウィッグを作った方が良い」と言われそのまま購入。
20万円以上しました！しかしもともと髪の毛が薄い母にはそのウィッグはかなりの違和感があり、結局着用せず…。 高い買い物になってしまいました。

この様なことがあったのもあって、佐藤さんの考えに賛同し、すぐ私達もやろう！と思いました。

これがGAROが医療ウィッグを始めたきっかけです。